⚔髭切膝丸 双騎出陣~S

ミュージカル『刀剣乱舞
 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~

私が つわもの で彼に出会って、洸にドボン。これは、待ちに待った公演でした。公式から双騎出陣!!って発表されると嬉しくてたまらなくって。でも、その分キャパが小さいと知って、見れないかもしれない、、って涙が止まらなかったのを覚えています。

案の定、チケット難民になりかけたのですが、お世話になっているフォロワーさんが当ててくれて。。。感謝してもしきれない、、絶対にエーステでこの恩は返すんだ、、、って誓いました。 私の名義クソ弱いんですが、、、



まずは物販戦争。
別件の、刀ステは物販もえぐいと聞き、購入整理券とゆうものが出ているそうじゃないですか。双騎も同じ道を辿る??ってヒヤヒヤしてました。事前の通販では、瞬殺。何も買えなかった、、、。なーんてこともありましたから。


今回初めの試み。
\\ 物販が為に有休消化 //
わざわざアニメイト物販開始日に有給を取るなんてことになるとは、、、。でも買いたいものを全て買えて正解な休みだったのです。引けど、1/2で推しが出る。幸せでした◎

私は、物販を買うが為に取ったお休みのせいで、日帰り東京遠征になることに。25歳を超えてからは、身体のリカバリーに時間がかかる気がします( •᷄ὤ•᷅)トマトジュースとリポDビタミン剤アミノ酸摂取に助けられました。

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7/7☀️私的、初日は幕が上がったんです。まさに、待ち焦がれた織姫と彦星の日。そんな記念の日に洸に会えるとは、至極の極みでしたね。
7/9🌙最高の席で最高のパフォーマンスを見せてもらえました。言葉になりません。。。うぅ


私はイケメンな洸しか知らなかった、、、
開始早々の2人のバブみ
兄上〜 お待ちくだされええ〜 ꒰◍ᐡᐤᐡ◍꒱
(膝から崩れるかと思いました)
社畜を通していた私には少々需要過多。
(はあ〜すき。。。)

はしゃいでる幼子から青年になっていく。そんな時の流れの演出が好きでした。服装だけでは無くって、髪型、2人の身体、声の演じ分けもしかり。どんどん成長をしていく2人に目が離せませんでした。


大好きだった父を失った悲しさ。特に、お兄ちゃんの 一万 の背中が好きでした。俺がしっかりしなきゃ、、って強がりながらも、常に 筥王 の前に立っているあの背中が好きでした。兄の背中を追う 筥王。弟の眼差しで強くなれる 一万 。お互いが支え、支えられている関係性が堪らなかった;(´◦ω◦`):

「悲しみに寄り添うのはもうやめた 私が寄り添いたいのは」「兄上はきっと知らないでしょう 私が追いかけたいのはあなたの背中 強くなりたい 追い付きたい」

切ないような表情と声色に涙が止まらなかった。
大好きな場面です。


「お前はきっと知らないだろう 私が凛としていられるのはお前の眼差し」「寄り添ってくれるか この心に」
(兄上、、、お兄ちゃん寄りに考えてしまうから、このシーンは尊さの極みでした。)



それとママ。
子供がいるわけでもないのに、母上の気持ちを考えてしまいます。 あぁ、あなたの元へ行けたらどんなに楽か 、、、 (分かる、、、わかる) 2人を守るためにした再婚。2人の決意した仇討ちをさせまいためにと、仲のいい兄弟を離れ離れにさせたこと。ママはどんなに辛かったか、、、。ただ生きて欲しかった、、最後に放った この言葉に尽きると思います。どんな手を使っても、生きていて欲しかった、誰もが思う親心ですね。私にはまだ分からない親心です。


今作一番の私の大好きなポイントは、箱根権現で修行しているコミカルな 筥王 。今までこんな羽目を外した 洸 を見たことがありました?もうネジがぶっとんでる感じですね。 この役は、洸の次の作品に繋がる!仕事に繋がる!!とっても貴重で美味しい役どころだったと思います。

歌って踊れる加えて、演技の幅が広いなんて、私だったら使いたい!そう思いますもの。次はどんな作品が決まるのかな〜 楽しみです。


三浦くんは洸と全然違う。違うからこそ、お互いが噛み合った時にすごくいい味が出るんだ〜ってヒシヒシと伝わりました。剛と柔 って感じ。三浦くんは、しなやかで上品で美しい。さすがバレエ経験者。佇まいがもう凛としていて美しい。

最期の前は、母上様のもとへ。
2人が舞うシーンは涙が出ました。三浦くんが舞って、洸が唄う。三浦くんが唄って、洸が舞う。これも、剛と柔って感じでした。しなやかな三浦くんの舞。かっこいい洸の舞。バレエが原点の三浦くんと、ダンスが土台の洸。お互いがいい意味で良かったです。

兄弟の悲願と母の願いが交差する、なんとも切なく素敵なシーンだったと思います。

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*曾我 十郎祐成
ちはやぶる 神の誓ひの違はずは 
親の敵に 逢ふ瀬結ばん

*曾我 五郎
天くだり 塵に交はる甲斐あれば 
明日は敵に 逢ふ瀬結ばん

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命を投げ打ってでも、成し遂げたい願いだった。(わたし、こうゆうの弱いんです)

双騎が、曽我って聞いて、図書館で本を読んで公演前に下調べをしてました。(だから公演前もヘロヘロだったんです)譲ってもらった大事なチケットをなんとしてでも充実させるために、、、観る側も必死です。(厄介なオタクですね。)

調べていくうちに、好きじゃん〜
たまんねーわ、もう、、、
私の中にある想像に2人を重ねて泣いてましたね。


五郎が処刑されるラストならなくて良かった。
悲願であった討ち死にを果たせて、大好きな兄と共に、戦場で果てることができて良かった。脚本に色をつけてくれてありがとう。祐経の犬房丸に、「処刑にしろー」なーんて言われて、五郎も処刑を希望するなんて、、兄の首を目の前に、斬首されるラストよりも、こっちの方が圧倒的に美しい。祐経に殺された父の無念を晴らすために、仇討ちを果たした結果、祐経の遺児に(結果的に)殺されることになる。堂々巡りといいますか、良いことが何もないですね。。。見終わった後はそれでも鉛玉がつっかえてる感じでした。

冒頭で仮面を被った人形をも彷彿とさせる源氏の2振り。仮面を取った時、「さあ、僕たちの曽我物語をご覧あれ」って言っているんじゃないかと思いました。
物語か進む毎に、そうか、なるほど、、って。この演目は源氏が演じる曽我物語なのかな、、、って。振り返ってみれば思えるシーンはたくさんありました。

なによりも一幕が終わって、髭切が「驚いた?」ってドッキリ大成功!って顔をした時に、「なるほど!」って。私の頭に電球マークが浮かびました。

忠実な物語じゃない。
仇討ちを終えて、刀として戦さ場で兄弟共に華々しく果てる。刀としての希望や想いが詰まったラストだったんだとそう思えました。箱根権現より授かった 膝丸 の本体の願ったラストだったのかな?なーんて。五郎は「人を殺めたい、、」ってお釈迦様に願っていたものね。


「おお、そこに居られたのですか。何年も、何百年も」「忘れてはおりませぬ 忘れてはおりませぬよ」「さあ語りましょう」「物が語る故、物語」(髭切と膝丸が語りましょう)って言っているみたいでしたね。

「今宵語れるは日本三大仇討ちのひとつ 曽我物語」「語るべきはこのふたり 語り継ぐは曽我物語」「彼らの悲哀を、情念を、生きざまを 彼らとともに 後の世も、また後の世も語り継ぐことこそ 私の役割でございます」

まさに理想。ステキなお話に着地したと思います。

私の思っていた物語としての結末じゃなくて良かったし、洸が三浦くんが、キャスト様が色付けしてくれて含みをもたせてくれて私は満足です。本当にありがとう。ステキな作品でした。



この演目を刀ミュでやることに意義はあったのか。
確かに、、、賛否両論ありますよね。一幕は、膝丸も髭切もでてきません。洸と三浦くんの舞台を観に行っている、、、そんな感じが確かにありました。私はキャストさんが好きだから、例え初めっから一幕に膝丸は出ません!って公式から言われてても言ってましたし。ただ、みんなが言っているのはそうゆうことでもなくって、、、(言葉にできないのですが、、分かります)

わたしは、原作を勉強してたからこそ、出てくる2人に髭切と膝丸を投影することもそこまで多くはなかったですし。2人が演じる曽我物語なんだな〜って。ぽやん とした脳で観てました。

この兄弟の役は、三浦くんと洸でよかったな〜** 2人の対人間としての仲の良さが役にも出てますし、見てる私も2倍幸せって感じ。



歌って踊れる2人だから、2幕は最高でしたね。
1幕は音がつけば、セリフも空で言えるくらいに覚えてますが、2幕は記憶がないです))) かっこよかった、、、愛してる、、、それだけしか記憶にございまてん。

センターブロックで拝んだ、洸のワンハンド ダンス。腹チラ、、、つまりは、至極、、。わたしには刺激が強すぎて毒でした。1幕で抱えた鉛のような重い気持ちを吹き飛ばすには十分でした。2幕は1幕のリカバリー的役割を担っていましたね。これがなきゃ、私はメンタルケア出来てませんでした。


話は変わりますが、役者ってすごい!って思ったのは、思わせてくれたのは、加納幸和さんでした。何ほど役を演じるの??声の出し方もそうだし、男の方なのに、指先にまで注意を払ってるとゆうか、、、(すごい)

この吸収力の良い時に、若い2人が学ぶにはうってつけの俳優さんだったと思います。2人に加納さんみたいになれ!って言っているんじゃなくって、こんな魅せ方もあるよ、こんな演じ方もあるよって、、。別のジャンルだからこそ、勉強できる機会はそう無いですし。だからこそ、側で見させてくれてありがとう。

刀ミュでの挑戦に、洸を使ってくれてありがとう。
彼は真面目だから、この経験を吸収して、更に飛躍できると思います。三浦くんだってそうだと思います。
この挑戦には、高野 洸 三浦 宏規 若くて勢いのある2人の名前が必要だったと思います。それは、キャパを埋めることしかり、魅せれる俳優次に繋がれる可能性を持った2人じゃなきゃ務まらなかったと思っています。そう信じたいと思っています。

嬉しかったのは、虎御前が出てくるんですよ。別冊じゃないですか、、、すごい、、。「虎が雨」のとおりに、彼女のシーン。そこには決まって雨が降っていて、2人の死を悲しむ慰めるような雨がそこにあるってところ。

これが.5作品じゃなかったら、妾との絡みも観れたのかな?そしたらまた違った見方もあったのかな?って想像するだけで広がります°˖✧ 今回はこの兄弟の物語だから、そんなシーンは要らない、兄者寄りの人からしたら、無くてもいい!!って一蹴されちゃうかもだけれど、私としては、恋の一幕もみたい気もしました。

幼き頃より、仇討ちを心から決めていたから、、、後腐れもない遊女だから選んだとか、、、諸説色々ありますが、2人の亡き後も虎女が語り継ぎ、供養してるじゃないですか。

曾我十郎しかり、兄弟を大事にしてるってゆうか、ただの仇討ちではありません!って2人の名誉を守ってる感じがします。そんなこと、愛がないと出来ないじゃないですか。そんな、したたかな愛が儚くも美しいです。



虎女と曾我十郎は出会ってすぐに恋に落ちたって、私がベンキョーした本には書いてありましたし、尺がのこされるならば、2人の今生の別れのシーンとゆうか、 達者で暮らせよ、、、とか言いながら抱き合い切なそうに離れるそんなシーンがほしいです。(でも、三浦くんの細腕では、加納さんの背中に腕が回らなそうなので想像だけでご馳走さまにします)


今期の双騎は人に恵まれ人に救われ、、、
ありがとう。本当にありがとうございます。


2020年。双騎出陣。オメデトウ!!!!!

また彼らにあえますか?
願わくば、
1人でも多く 推し にあえますよう。。。

2人が話してた駆け抜けた公演だった、、、と。
短期間で16公演したら、たとえ若い2人でも大変だったよな〜 そんなピッチの早い舞台を怪我もなく、成し遂げてくれてありがとう( ^o^)⊃―☆*・。・゚*

ゆっくり休まれよ〜


\\ また会えるその日まで //


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